栃木県と隣接県でがんばる中小企業の広告宣伝の現場

Vol.06

弊社は栃木県小山市を拠点として、地元および近隣企業の広告宣伝に関わるデザイン全般を業務とさせていただいています。広告宣伝に携わっている、まさに生の情報をお伝えします。

前回『ソーシャルメディアはインターネット上の口コミ』と言い放ってしまいましたが、他では見聞きしないわりにはなかなか言い得てるのではないかと、自分を褒めているほどです。

今回からはさらに踏み込んで、実際にどうビジネスで利用しているのかというのをご説明していきます。

その前に、タイトルの『フェイスブック・ツイッター』が『ソーシャルメディア』に置き替わってしまって、何となく釈然としない方もいるかもしれませんので、これをクリアにしておきましょう。 フェイスブックやツイッターの総称がソーシャルメディアで、式で表すと

フェイスブック・ツイッター < ソーシャルメディア

こうなります。
ソーシャルメディアと呼ばれるものには、フェイスブック、ツイッターの他にも「MiXi」「GREE」などは有名ですが、それ以外にもたくさんあります。 特に招待制のソーシャルメディアは、オープンソース【 open source | プログラムのソースコードを公開し使用や改変に制限を加えないアプリケーション(言葉の定義が未だ確立されていないようです。参考注釈としてください) 】が配布されていることもあって、企業が顧客の囲い込みを目的に採用する例や、企業内で利用するケースもあります。 実際に弊社でも構築、導入の実績があり、有効に活用していただいています。

カタカナがやたら出てきましたので、ここでちょっと整理しておきましょう。

SNS:
ソーシャルネットワークサービス フェイスブック・ツイッター・MiXiなどを指す一般名詞 フェイスブックなどは固有名詞 ソーシャルメディア=社交的な媒体 感覚的にはインターネット上の口コミのことで、SNSの総称
SMM:
ソーシャルメディアマーケティング ソーシャルメディアを活用したマーケティング

事前説明が長くなりました。 いよいよ本題です。

フェイスブック・ツイッターなどのSNSをビジネスで活用するのは、名簿集めと集客(実店舗であれば来店、来社、電話)です。

ここで言う名簿とは、名前(個人または会社)とメールアドレスです。といっても、通常では個人情報ですからおいそれとは教えてもらえません。

皆さんも同じだと思いますが、むやみにアンケートに答えたり、フォームからの問い合わせなどしないでしょう。 後からスパムメール【 spam mail | 事前に許可を得ることなしに、営利目的で無差別かつ大量に送信する広告メール】が山のように送られてくることや、それならまだしもコンピューターウィルス等に入り込まれてはたまったものではありません。

そんな危険があるからこそ、ほんとうに必要なことで、信頼できる相手にしか伝えず、個人情報保護法という法律で守られているのです。

SNSを使うとこの重要な個人情報がすぐに手に入るのか、というとそんなことはありません。

自分の書き込みが、フェイスブクでは「友達」に、ツイッターでは「フォロワー」に見てもらえるようになります。

SNSで『あなたにとって有益な情報がありますよ』と書きこみをして、興味を持った人に自分のサイトに来てもらうことをします。

実店舗を持つ家具屋さんを想定してみましょう。ツイッターで、『セールやります。特別割引チケットをお持ちいただくと、店頭特価からさらに1割引になります。特別割引チケットはこちらから』と、自社サイトのURLも忘れず書き込みます。 自社サイトにはメールアドレスは最低限必須のフォームを置き、送信すると特別割引チケットにたどり着くようにします。

こうして初めてメールアドレスが取得できます。たくさんの人に『セールやります』を伝えるためには、より多くの「フォロワーや友達」をつくる必要があります。フェイスブックの「いいね!」はさらに広く早く伝播するので、それについては後にいたしましょう。

ここまでお読みいただき具体的な流れを初めて把握された方には、それなりに手間がかかると思われた方が多いと思います。

そうしてまた、1,000人のフォロワーと友達がいたとしても、あなたが書いた『セールやります』がどれだけの人の目に触れるかを考えると、フェイスブックで1/10、ツイッターでは1/100以下なのではないでしょうか。

ここでもまた、見てもらうための施策が必要になります。さらに家具に興味があり、特別割引チケットを自分のメールアドレスと引換にしても欲しいと思う人はさらに1/100を下回るでしょう。

『こんなに大変ならDMやチラシのほうがいいんじゃないの?』このように思われますか?しかし、これまで費用は一切かかっていません

DMを1,000通送る費用はいくらかかるでしょう?ポストカードにして50円×1,000人=5万円、プラスDMの制作費となります。 それじゃ制作費を抑えて自社のコピー機で、ということになりかねません。これは是非避けていただきたいことです。

少し脱線しますが重要だと思いますので敢えてお話しします。自社制作することでブランド力を落としてはいけない、といことです。 会社や店舗にはブランドがあり、価格競争に取り込まれないためには、このブランド力を上げる必要があります。そのためにデザインが重要なんだと思い、私たちはこの仕事に従事しています。

SNSで告知してもターゲットに届く率は、良くて1/100位でしょう。そこでフォロワーや友達を増やすことをする訳ですが、ここで注意しなくてはいけないことがあります。

ネット社会もリアルの社会と同じですから、相手を尊重し真面目に真摯に付き合うことがとても重要です。文字でのやり取りだけにもかかわらず、何となく気が合う人、気持ちが和む人がいます。 顔が見えないからといって乱暴な付き合いをしていると、誰も友達になってくれません。

さて今回の話をまとめましょう。

  • SNSをビジネスに活用する最大のメリットは費用がかからないことです。
  • でも、その代償として手間がかかります。
  • まずは初めて友達やフォロー、フォロワーをつくり、 SNSのなかでも豊かな交流をすることが大切です。